ヤマハ Motif XF ミニレビュー
怪物級ワークステーション
2010 年の大きな驚きの一つ、それはヤマハ『Motif XF』の登場だ。この怪物シンセは、その高品位なサウンドと直感的な操作性でワークステーションの新たな可能性を切り開いた。それではこの『Motif XF』、他の競合製品と比べて一体どれほど「進んで」いるのだろうか?
Motif XF ミニレビュー
新機能の数々
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結論
この製品テスト後でさえも、まだ『Motif XF』のすべてを知り尽くせた訳ではなかった。その多様性とパワーにはただただ驚かされるばかりだ。今『Motif XS』からのアップグレードを考えているユーザーも、すぐに使い心地の良さを確かめられるだろう。なぜなら、この新バージョンは旧バージョンからの明らかな「進化」であって、「革命」ではないからだ。それにまだ「X」シリーズからの登場となっている。波形の追加収録は非常に有益だし、その質も非常に高い。しかし、なんといってもありがたいのは、本体の電源が落ちても RAM のリロードを待つことなく迅速なスタートが切れるフラッシュメモリー拡張モジュールの搭載だろう。次の技術革新の到来を待つことなく、こうして高度なテクノロジーを楽しめるという事実に感謝したい。『Motif XF』・・・電源を入れたら、ただただ楽しむのみ。ステージ、スタジオ、どこで使用するにしても、この一台は競合勢の遥か先を進んでいる。
- 向上した音質
- フラッシュメモリー拡張モジュール
- フリーサンプルバンク
- 優れた製造品質
- 幾多もの扱いやすいコントローラー類
- 良く練られた高い操作性
- 非常に包括的な音源部
- 高品質かつ強力なエフェクト類
- アレンジャーと呼べるほどに強力なアルペジエーター機能
- 考え抜かれたパターン/ソングシーケンサー
- 使用可能なメモリーロケーション数
- マスターキーボードとしての性能
- オシレータなしのシンセシスはたったの 1 種類のみ
- ドラムプログラムではノートごとにたった 1 つのサウンドレイヤーのみ
- パフォーマンスモードではたった 4 つのプログラムのみ
- たった 2 ペアのステレオアウトと 1 つの MIDI アウトのみを装備
- ドラムサウンドとアルペジエータースタイル用のトリガーパッドを未搭載
- 本物のデジタルレコーダーほど柔軟ではないオーディオ統合
- 改善余地の残るサンプリングモード
- プログラム読み込み時に発生するロードレイテンシ
所有機材