Orange #4 Jim Root Terror Head
Orange #4 Jim Root Terror Head

Tube Guitar Amp Head of the Terror series

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Orange『Jim Root Terror #4』レビュー

オレンジ&ブラック

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信じられないかもしれないが、今日まで Orange 社はシグネイチャー・アンプを発表したことがなかった。この『Jim Root #4』は同社にとって初めてのシグネイチャー製品である。それではこの小さな黒い猛獣に焦点を当ててみよう。

プラネット・テラー

Orange Jim Root Terror #4

 Orange Jim Root Terror #4 

Orange Jim Root Terror #4

このアンプのディストーション・モードには大いに惹き付けられた。サンプル音源を録音するため、『Jim Root Terror #4』を手元にある Orange『Rockerverb 50』コンボのスピーカーに接続してみた。使用したギターは 82 年製のフェンダー・テレキャスターと 74 年製のギブソン SG だ。スピーカーの前に SM57 を置き、信号は一切処理を加えずにそのままサウンドカードへと送った。歪みは加えず 7 ワット・モードで演奏したが、テイクによって EQ の設定を変えている。15 ワット・モードに切り替えると音量は上がるが、サウンド自体に大きな変化はない。

 
1 Telecaster Disto
00:0000:57
  • 1 Telecaster Disto 00:57
  • 2 SG Disto 01:26

クリーン・サウンドだとセクシーさが軽減。ボリュームもしくはゲイン・ノブが 9 時程度の位置にあるとクリーン・サウンドが得られるが、正直このアンプはクリーン用に作られたものではないのだろう、少なくともクリーンでのコード演奏には向いていない。ダイナミック・レスポンスは良好で、ドライでファンキーなスタイルを、特に単音弾きする際には非常に優れている。アンプの歪みをクランチにすると、サウンドには驚くほどパンチーになる。

 
3 Telecaster Clair
00:0000:42
  • 3 Telecaster Clair 00:42
  • 4 Telecaster Crunch00:58
 
Orange Jim Root Terror #4

 





 

オレンジ色のギター人生

「デカくて重い機材こそが高品質」というロック神話は廃れていくのかだろうか。リハーサルや 200 人程度までの中規模なライブなら、たとえマイキングせずともこの 15 ワットの真空管アンプヘッドでも十分な音量だ。小柄だがパワフル!100 ワット出力のアンプヘッドを所有しているギタリストだって、それをフルで鳴らすことなど滅多にないと断言できる。100 ワット・アンプヘッドの値段や保管場所、持ち運び、それに重量に関しては何も言う必要はないだろう。しかし、ライブをするということは、数多くの機材を持ち運ぶということ。私みたいに頻繁に外で演奏する機会のある人間にとって、このように小さなアンプは魅力的だ。特に前回レビューした『Tiny Terror』のようなサウンド・クオリティが得られるのならば余計に。私はシグネイチャー・アンプのファンでもスリップノットのファンでもないが、このアンプには大いに興奮した。

たったの 1 チャンネル仕様だとか、フットスイッチがないとか、リバーブがないとか、それぞれに議論はあるだろう。しかし、それは要点から外れている。このアンプは、『Dark Terror』や『Tiny Terror』といった他の同類の Orange 製品より若干高めだが、私にとっては十分価値のある価格差だ。

Pros Cons
  • 見事なディストーションサウンド
  • コンパクトサイズ
  • 高い出力
  • Orange アンプにしては数の多いパラメータ
  • リアルなサウンド・シェイプ機能
  • Orange のクリーン・サウンドは好みが分かれるだろう
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