Porticoシリーズをテスト
ニーヴ。プロフェッショナルなサウンド・エンジニアにとって特別な響きを持つ名前ではないだろうか。1985年に自らの名を冠した会社と袂を分っても尚、ルパート・ニーヴははんだごてを置くことなく新しいモジュールを創造し続けている。それがこのPorticoシリーズだ。
FOCURISTEやAMEKといったメーカーの商品を開発した後、この有名なエンジニアは今、彼自身の会社RUPERT NEVE DESIGNSのために仕事をしているのはご存知の通り。RUPERT NEVE DESIGNSはそのプロダクツを通じていくつかの誓いを立てている。何よりも先ず彼らの名にふさわしく音に一切妥協しないこと。そしてなるべく手の届きやすい価格になるように設計することだ。
なんだかもうお財布からクレジットカードのうなり声が聞こえてきそうだが、ここはひとつはっきりさせよう。1台あたり約1,200€の価格のPorticoシリーズはそこらの店にたくさん並んでいる中国製とは同じ土俵にいない。しかし入門レベルのマーケットに割って入りそうには見えないのは確かだが、Porticoがライバルにしているのは明らかにより高価な機材たちなのだ。もしRUPERT NEVE DESIGNSが誓いを守っているなら、その価格以上の魅力があるかもしれない。
Porticoシリーズは新しくはない。最初のモデルが出たのは2005年だ。しかし最近「化粧直し」をしたのを機に、このプロダクツを見直してみようということになった。
Porticoシリーズのモジュールは現在8種類:
- 5012 – デュオ・マイク・プリアンプ
- 5014 – ステレオ・フィールド・エディター
- 5015 – マイク・プリ / コンプレッサー
- 5016 – デュオ・マイク・プリ / DI
- 5032 – マイク・プリ / イコライザー
- 5033 – 5バンド・イコライザー
- 5042 – テープ・シミュレーター
- 5043 – コンプレッサー / リミッター・デュオ
可能な限り価格を下げるために、全てのモデルは同じハーフラックのコンパクトな筐体で外部電源になっている。もちろん最も美的な解決策という訳ではないが、電源を内蔵にした場合の遮蔽やコストの問題を効果的に避けている。
同様に端子の方式も、各チャンネルのXLRイン/アウトは全モデル共通だ。各モデルともモジュールによってミキシングコンソールやエフェクト・ループに直接繋げるようTRS端子を備えている。唯一の難点はパワースイッチが背面にあることだろう。グローバルコストを下げるため、可能な限り共通のコンポーネントを使えるようにデザインした結果なのかもしれない。
電気的にはコストセーブ一切無しだ。全てのモジュールは分離したコンポーネント(集積回路とは対照的にコンポーネントにつき1回路)とカスタム設計のトランスで構成されている。
今回は5012、5015、5032、5033、そして5043をレポートする。それでは詳しく見て行こう。











2件のコメント
2008/09/28 4:42 am
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2009/10/13 6:52 pm
But one thing i am still not sure about is, how Google will crawl so called multiple pages from a single Flash based website? ,