M-Audio BX8a Deluxeをテスト
オーディオ・インターフェースの全ラインナップのアップデートが完了したところで、M-Audioは今度はモニター・スピーカーシステムの見直しを進めている。非常にハイレベルなEX66に続くこれらのアップデートは、コンパクトなStudiophile AV40という素晴らしい成果を生み出した。そこで、最近デラックス・バージョンが発売されたBX8aに関しても見て行こう。
BX8aの改訂版であるBX8a Deluxeモニターは名前が示すように8インチの、ケブラ素材を採用したカーブド・コーン低周波ドライバを備えている。シルクドームの1.25インチのウェーブガイド搭載ツイーターとの組み合わせで、メーカーによれば40Hzから24kHzの周波数特性を達成しているとのことだ。パワーに関しては、これらのモニターは130ワット。これは低周波用に70ワット、高周波用に60ワットのバイアンプ駆動の合計であることを意味する。ニアフィールド・モニターとしては充分に余裕のある出力だ。
ルックスに関しては特に変わったところはない。EXS66ほど個性的ではないが、落ち着きのあるデザイン、マットな質感、ブルーのパワーLEDなどどれも見栄えが良い。全体的によく調整され11.97kg/ユニットの重量も品質と堅牢性を印象づけている。
モニターの背面に通常あるような機能があまりないことには少し驚くかもしれない。オン/オフ・スイッチ、電源コードのソケット、TRS端子、XLR入力端子、ACセレクト、そしてボリュームつまみだけ。フィルターもイコライザーもブーストもなし。コントロールはミドル・ポジション部のみぎざぎざがないボリュームつまみがひとつだけだ。なのでこのモニターの周波数レスポンスのカーブを、使用する部屋に合わせて調整するようなことはできない。また、背面のダクトから風が出ることにも注意が必要だ。壁から充分に離してセッティングしないと低音に影響を与える。これはBX8aにもあった残念な点で今回も改善されなかった。手短に言うと、設置に充分な空間が必要だということだ。







